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“遠きにありて思うもの”にあらず。宇宙とツナガル

そもそも時を刻む行為そのものが天体の動きを視覚化したもの。月の動きを愛でるムーンフェイズにはロマンさえ漂う。翻って現代では、精度のため人工衛星と交信するまでに。時計を通じて遠い宇宙との“ツナガリ”を腕元に収める人智に改めて感じ入る。前編に続き、後編をお届け。

TASAKI タサキ
オデッサ トゥールビヨン
日本が誇る匠の技をちりばめた“小宇宙”



K18SAKURAゴールドケース、43mm径、手巻き。2700万円[受注生産]/タサキ 0120-111-446
2015年に時計界を騒がせたのが、日本のジュエラー、タサキの参入だった。その看板モデルが本作。ハイライトは、ブランドの象徴でもある、あこや真珠にホワイトゴールドを象嵌(ぞうがん)したムーンフェイズ機構。

ダイヤモンドとMOPを用いた星空に浮かぶ様がDLCコーティングが施された黒文字盤と好対照をなし、何とも詩的である。日本屈指の独立時計師、浅岡肇氏が手掛ける匠のトゥールビヨンといえる。

MEISTERSINGER マイスタージンガー
ルナスコープ
リアルな月が主役を飾るドイツ製一本針時計



SSケース、40mm径、自動巻き。49万8000円/モントレックス 03-3668-8550
まず目に留まるのは、写実的な月が描かれたムーンフェイズ。必要なのは128年に一度の修正だけという高精度も魅力だが、ダイヤル上半分を占めるその大きさは迫力がある。

そして、分針と秒針をあえて使わずに12時間で1周、1目盛り分を5分かけて進むワンハンド表示。太古の時代から変わらぬ姿で星空に燦然と輝く月、そんな悠久の時を刻んでいる。

SEIKO ASTRON セイコー アストロン
5Xシリーズ デュアルタイム
GPS受信速度アップで、素早く「つながる」



チタンケース、42.9mm径、GPS電波。23万円/セイコーウオッチ 0120-061-012
文字どおり宇宙に浮かぶGPS衛星とつながることで、絶対的な精度を追求するブランドのフラッグシップ。新作では、受信性能に関わるパーツを新開発して衛星サーチ能力を改善、最短3秒で時刻情報が受信可能。

伴う電力消費もさらに抑えた設計で、第2世代の「8Xシリーズ」の約半分となる低消費電力化、さらにソーラー充電部やムーブメントの小型化に成功、ケース自体もスリムとなった。

CARTIER カルティエ
ロトンド ドゥ カルティエ ミステリアス デイ&ナイト ウォッチ
グラフィカルな太陽と月をミステリアスに楽しむ技巧派



K18PGケース、40mm径、手巻き。680万円/カルティエ 0120-301-757 © Cartier
透明なディスクに描かれたゴールドの太陽が、浮かんで見えるミステリアス機構。カルティエが得意なこの技術をデイ&ナイト表示に応用したのが本作だ。時針の役割を果たす太陽が、通常の9時(この時計では6時)位置から昇り、6時間で上半分を半周しデイ表示を担当。沈みかけるとともに同じディスクに描かれる月が昇り始めて、ナイト表示に切り替わる。

放射状のギョーシェ彫りが美しいダイアル下半分は、レトログラード機構の分表示に当てられており、レイアウトの美的センスは世界屈指のジュエラーの名に違わぬもの。愛らしいビジュアルの裏に巧みな技術を忍ばせた技巧派の1本といえるだろう。


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ジンより、日本限定のパイロットウォッチ、「856.FLIEGER.Ⅱ」が発売

ジンのパイロットウォッチ856シリーズに、新たに「856.FLIEGER.Ⅱ」が加わる。日本限定50本の販売となる。

シンプルながらも三つの独自技術を搭載したハイスペックなパイロットウォッチ



ブラックのダイアルと、はっきりとしたホワイトのインデックスと針によって抜群の視認性を発揮する。リューズの位置が左側になっているが、レフティモデルというわけではなく、使用感や安全性を高めるための仕様である。スーパーコピー時計これにより、手首を曲げたときにリューズが手の甲に当たることもない。6時位置の「FLIEGER」は、ドイツ語でパイロットを意味する。自動巻き(SW300-1)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ42時間。SS(直径40mm、厚さ 11mm)。20気圧防水。世界限定50本(日本限定販売)。34万円(税別)
 ジン、正式名称を「ジン特殊時計会社」というこのブランドは、元ドイツ国防軍のパイロットであったヘルムート・ジン氏によって1961年に創立(当時、「ヘルムート・ジン特殊時計会社」)された。以来、その頑丈さや視認性を認められ、パイロットや特殊部隊、レスキューなど過酷な環境で活躍するプロフェッショナルのパートナーとして支持されてきた。

「856.FLIEGER.Ⅱ」では、三つの独自技術(ジン・テクノロジー)が搭載
 「ジン特殊時計」の名の通り、同社は多くの独創的な技術を開発してきた。今回発売される「856.FLIEGER.Ⅱ」では、三つの独自技術(ジン・テクノロジー)が搭載されている。

Ar ドライテクノロジー
 まず、「Ar ドライテクノロジー」である。これは、対候性、耐オゾン性、耐水性に優れたEDRパッキンの採用、ケース内部に充填したプロテクトガスによる放電腐食の抑制、特殊乾燥剤を封入したドライカプセルによって、ムーブメントや潤滑オイルを水分から守るものである。



マグネチック・フィールド・プロテクション
 次に、「マグネチック・フィールド・プロテクション」である。これは、ムーブメントを軟鉄で包み込み、80,000A/mの耐磁性を実現させるものだ。

テギメント
 最後に、「テギメント」である。リシャールミル コピーこれは、窒素を使った浸炭加工をケースに施すことで、耐傷性を確保する表面硬化技術のことである。その硬さはセラミック同等の1,200ビッカース、あるいはそれ以上ともいわれる。

 一見、シンプルなパイロットウォッチであるが、その内部には過酷な環境下での正確な計時を支える技術が多く備わっている。これこそ創業者であるヘルムート・ジン氏が求めた時計の一つの姿であり、現在もそのDNAが脈々と流れていることを証明するモデルだと言えるだろう。

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スウォッチから「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」の限定ウォッチ「Q」が発売

スウォッチは「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」に登場するキャラクター“Q”のためにデザインしたモデル「Q」を発売する。「Q」はジェームズ・ボンドが使う様々なガジェットを開発するキーマンであり、このモデルはそんな彼に相応しい優れたデザインが魅力だ。



「ノー・タイム・トゥ・ダイ」にも登場する「Q」のためにデザインされたモデル。タータンチェック柄のブラウンのレザーストラップの裏には“DESIGNED BY Q”と刻まれている。
007のブレーン“Q”のためにデザインされた限定ウォッチ



ダイアルは、「Q」のセンスの良さとメカへのこだわりが凝縮されたデザインである。コラボレーションモデルだが、あくまで6時位置に「Q」の文字があるのみであり、普段使いがしやすい。ブライトリング 時計ダイアルのシルバー部はサンブラッシュ仕上げとなっており、光を反射して輝く。クオーツ。SS(直径42mm)。3気圧防水。2万4500円(税別)
 人気映画シリーズ「007」の最新作、「ノー・タイム・トゥ・ダイ」はダニエル・クレイグ版ボンドの集大成となる作品だ。当初予定されていた4月の公開は中止され、惜しくも11月に延期となってしまったが、同シリーズの息を飲むアクションや複雑な人間関係の上に成り立つドラマ性に、公開を心待ちにしているファンも多いのではないだろうか。そんな新作に先立ち、スウォッチからコラボレーションモデルが発売される。これこそが、web Chronosにて先日公開した記事(https://www.webchronos.net/news/42035/)で触れた、「ノー・タイム・トゥ・ダイ」のコスチュームデザイナーを務めたスティラット・アン・ラーラーブが、劇中の登場人物である“Q”のためにデザインしたモデルである。


“Q”はジェームズ・ボンドと同じイギリス情報局秘密情報部(MI6)に所属し、劇中ボンドが使用する様々なガジェットを開発している。今回発売される、その名も「Q」は、ステンレススティール製42mmの大型ケースと大胆にも中央をスケルトンにしたダイアルが特徴的なモデルである。ダイアル側からムーブメントが見える構造は、天才的なメカニックである彼に相応しいデザインだ。ダイアル外周と針はレッド、インデックスをブルーとしており、複数の色を使いつつも奇抜にならず、うまくまとまっているのは、何の変哲もないデザインに驚異的なギミックやスペックを持たせる彼の生み出すガジェットを想起させる。またボックスはコラボレーションモデルらしく、作品の世界観を反映させたデザインとなっている。

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オーデマ ピゲ 2021新作 ブラックセラミックの「ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ」

オーデマ ピゲが「ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ」の新作3モデルを発表した。各モデルとも、一新されたダイヤルデザイン、ブラックセラミックケース、テキスタイル加工が施されたラバーストラップが特徴だ。



オーデマ ピゲ「ロイヤル オーク オフショアコレクション」
新作のオフショア コレクションには、約50 時間のパワーリザーブを備えた自社製の自動巻きCal.3126/3840が搭載される。59石、2万1600振動/時のクロノグラフムーブメントは、トランスパレントバックから確認可能。22Kゴールド製のローターはオーナーにだけ許された優越感をくすぐってくれる。


新たなアラビア数字を備えた文字盤



 オーデマ ピゲの「ロイヤル オーク オフショアコレクション」に新たに加わったのは、マニュファクチュール独自の「メガタペストリー」模様と、通常のアプライドアワーマーカーに変わる新たなアラビア数字を備えたスモークブルー、グリーン、そしてグレーダイヤルのモデルだ。

ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ(26405CE.OO.A030CA.01)



自動巻き(Cal.3126/3840)。59石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約50時間。ブラックセラミックケース(直径44mm、厚さ14.4mm)。100m防水。テキスタイル加工が施されたブルーラバーストラップ。365万円(税別)
 ブルーダイヤルとグリーンダイヤルの2 モデルには、44 ミリのセラミックケースにセラミック製のベゼルとプッシュボタン、ネジ込み式リューズが合わせられている。プッシュボタンガードはチタン製である。

毎月8日はデイト窓にテディベアが出現!視力を守る活動を支えるふたつのオメガ「トレゾア」

オメガは、世界の貧困地域において予防可能な失明を無くすことに尽力している国際的な非営利団体「オービスインターナショナル」をサポートしている。この度、そのオービスの献身的な活動をさらにサポートすべく、新しい「デ・ヴィル トレゾア オービス」を発表した。ポリッシュ仕上げを施した端正なステンレススティール製ベゼル、もしくは72石のフルカットダイヤモンドがきらめくベゼルの2種類からチョイスできる。

日付窓に毎月8日にテディベアが現れるのはなぜ?


オメガは支援の一環として、オービスを通じて目の手術を受ける子供たちの気持ちを和らげるために、ぬいぐるみのテディベアを贈っている。今回のモデルは、そのテディベアのモチーフが、日付窓の数字の”8”の代わりにさりげなくデザインされ、チャーミングな特徴となっている。光沢仕上げの秒針と同じライトブルーで描かれたテディベアは、毎月8日になると姿を現し、この時計がオービスの有意義な支援活動のサポートになっていることを思い出させてくれる。


 いずれも、ステンレススティール製40mmのケースで、グラデーションが美しいブルーのドーム型ダイアル、ポリッシュ仕上げを施した18Kホワイトゴールドの針、そして18Kホワイトゴールド製ドーム型インデックスを採用。キャリバーは、18Kレッドゴールドのバランスブリッジを用いたラグジュアリーなキャリバー8511を搭載している。


特製ボックスにセットされたこの時計には、テディベアのキーホルダーも付属されており、熱心なコレクターにとっても嬉しい仕様となっている。
 オメガは2011年からオービスを支援している。今回の時計を購入することで、オービスで活躍する医療チームへ寄付が集まることになり、それはオービスの“空飛ぶ眼科病院”に翼を与えることを意味する。空飛ぶ眼科病院とは、手術室や術後室等を備えた最先端の訓練設備を持つ航空機。この航空機で現地に赴き、眼科医療従事者の能力向上のための研修や無料での治療などを行っている。


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